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Google 内部文書レビュー Archive

グーグルの2007年内部文書を読んだ感想など

グーグルの内部文書、品質採点者(Quality Rater)向けガイドライン “Google Spam Recognition Guide for Quality Rater” をひととおり読んでみて思ったことが二つあります。

ひとつは、
グーグルも実際の「人間の目」を使って、こんなにも細かく検索結果に現れるウェブサイトをチェックしていたのかという驚き。

もうひとつは、
この文書に書かれていた内容は基本的に、Googleのウェブマスター向けガイドラインや、Yahooのサイト管理者向けヘルプに書かれている内容と同じ、ということです。(ウェブサイトを採点する人用のガイドラインとウェブサイトを作る人向けのガイドラインが違ったら逆に困るわけですが。)

GoogleやYahooはこれらのページで検索エンジンが求めているウェブサイトの基準を我々に明かしているわけで、この基本が大事だと、改めて感じました。
さらに、Googleのウェブマスター向けガイドラインとYahooのサイト管理者向けヘルプを読み直してみると改めて感じるのは、両検索エンジンが求めているのは独自コンテンツ、ということですね。

しかもグーグルが人間の目を使ってチェックしているということは、コンテンツの量だけではなく質もしっかりとチェックされる、ということが容易に予想できます。

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グーグルの2007年内部文書レビュー第三回:スパム定義の詳細

前回の記事の続きです。

この記事では、GoogleのQuality Raterむけ文書のなかで、どんなサイト(ページ)をスパムと判断しろと言っているのかを見ていきたいと思います。

文書の中にあったもので、以下にあげる5つは一般的に知られえいるものだともいますので、まず簡単に箇条書きにします。

1. Jaba ScriptでのURL転送 (検索エンジンに引っかかるサイトとはまったく別の販売サイトなどに転送される場合です。)

2. 期限切ドメイン (他人が所有していたドメインを買い取り、まったく別のサイトを運営する方法です。大抵すでにある被リンクの効果で高評価を受けているドメインです。ここにまったく別のサイトをつくり、そこからの発リンクを有料で販売したりします。)

3. キーワードの詰め込み (これは説明不要ですね。完全にダメです。)

4.フレームを利用したサイト偽装 (これはHTMLのフレームを利用して、検索エンジンロボットが読むサイト情報と実際に訪問者が見るサイトの内容が異なるしかけになっているサイトです。)

5. 隠しテキスト、隠しリンク (白のバックグラウンドに白の文字など。これも明らかにスパム行為ですね。)

以上5つは明らかに、検索エンジンや訪問者を騙しているテクニックですね。こういうテクニックは一時的に効果はありますが、すぐに検索エンジンサイドでスパム認定されてしまうということが良くわかります。これからも、新たなテクニックが出てくるでしょうが、結局このような小手先のテクニックはスパム扱いされるということです。

さて、以上のような小手先の騙しテクニックを使っているサイトは当然スパムなんですが、
この文書はPPC広告サイト、アフィリエイト目的サイトのスパムの可能性についてもかなり詳しく書かれています。

この文書によれば、PPC広告、アフィリエイトリンクのみで、独自コンテンツ(付加価値)のないものは全てスパム扱いとなるようです。(P32) 当然、コピペコンテンツはアウトです。また、PPC広告を検索結果に見せかけたサイトをよく見かけますが、これもスパムとなると書いてあります。(P33)

では、どういうサイトは独自コンテンツ、もしくは付加価値があると判断されるのか?
気になるところです。

それもちゃんと書いてありました。

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グーグルの2007年内部文書レビュー第二回:スパム定義の概要

この記事ではGoogleのQuality Raters用の文書の後半、スパムについて書かれた部分を見ていきます。

まず最初にスパムの定義が書かれています。

「Webspam is the term for web pages that are designed by webmasters to trick search engine robots and direct traffic to their websites. 」(General Guidelines Version2.1、P32)
( 直訳:ウェブスパムとは検索エンジンロボットを騙して、自身のウェブサイトにトラフィックを集めるウェブページのことである。 )

「A page should receive a Spam label if it is created using deceptive techniques - no matter what query it is associated with. It is possible for a page to receive a very high rating – even a Vital rating – and also be assigned a Spam label.」(P32)
( 直訳:ロボットを欺くようなテクニックを使っているウェブページはスパムのレッテルを貼られるべきで、これはどんな検索結果に表示されるウェブページであっても例外ではない。つまり、ある検索結果で非常に高い評価を得ているページでも、スパムのレッテルは貼られる。これは Vital (絶対になくてはならないページ)と評価されたページでも同じである。 )

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グーグルの2007年内部文書レビュー第一回:概要

ここ1,2週間、海外のSEOブログなどで話題になっていたのは、”Google Spam Recognition Guide for Quality Rater” というGoogleの内部文書。

これはどういうものかというと、
Googleは現在 「Quality Rater (品質採点者)」というグーグルの検索結果をマニュアルで確認して採点する人々がいるんですが、この人たちのためにGoogleが作成した採点のためのガイドラインが先にあげた文書、”Google Spam Recognition Guide for Quality Rater” だというわけです。

このQuality Raterはバイトさんみたいで、こういうガイドラインを配布してやらせているわけですが、これが外に漏れてしまったというんですね。(このGoogle Jobというところを見るとたしかに GoogleがTemporary(短期), Part-Time(バイト)でQuality Raterを採用しているのがわかります。)

この文書の信憑性ですが、最初にこの文書が紹介されたBrian Usseryさんのbeu blog (文末リンク参照) では、こう言っています。

「At first I was a little skeptical as to the document’s authenticity. After a little “forensic” analysis, I feel reasonably certain (that) the document is at least partially legitimate. (最初、私はこの文章の信憑性に若干の疑問を持っていました。でも “科学的”分析の結果、確かに本物だとうなずける箇所がいくつか見られたのです。)」

Brian UsseryさんはSearchEngineWatch.comなどにも関わる、SEOのエキスパートなので、それほどでたらめを言っているとは思えません。また、他にもSEO Black Hat (文末リンク参照) などさまざまなサイトでこの文書は紹介され、まず間違いなく本物であろうと言われています。

さて、実際にこの文書をぼくはあるサイトからダウンロードして読んでみました。実際の文書のタイトルは「General Guidelines Version2.1 (April 6, 2007)」となっています。

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