グーグルの2007年内部文書レビュー第一回:概要

グーグルの2007年内部文書レビュー第一回:概要

ここ1,2週間、海外のSEOブログなどで話題になっていたのは、”Google Spam Recognition Guide for Quality Rater” というGoogleの内部文書。

これはどういうものかというと、
Googleは現在 「Quality Rater (品質採点者)」というグーグルの検索結果をマニュアルで確認して採点する人々がいるんですが、この人たちのためにGoogleが作成した採点のためのガイドラインが先にあげた文書、”Google Spam Recognition Guide for Quality Rater” だというわけです。

このQuality Raterはバイトさんみたいで、こういうガイドラインを配布してやらせているわけですが、これが外に漏れてしまったというんですね。(このGoogle Jobというところを見るとたしかに GoogleがTemporary(短期), Part-Time(バイト)でQuality Raterを採用しているのがわかります。)

この文書の信憑性ですが、最初にこの文書が紹介されたBrian Usseryさんのbeu blog (文末リンク参照) では、こう言っています。

「At first I was a little skeptical as to the document’s authenticity. After a little “forensic” analysis, I feel reasonably certain (that) the document is at least partially legitimate. (最初、私はこの文章の信憑性に若干の疑問を持っていました。でも “科学的”分析の結果、確かに本物だとうなずける箇所がいくつか見られたのです。)」

Brian UsseryさんはSearchEngineWatch.comなどにも関わる、SEOのエキスパートなので、それほどでたらめを言っているとは思えません。また、他にもSEO Black Hat (文末リンク参照) などさまざまなサイトでこの文書は紹介され、まず間違いなく本物であろうと言われています。

さて、実際にこの文書をぼくはあるサイトからダウンロードして読んでみました。実際の文書のタイトルは「General Guidelines Version2.1 (April 6, 2007)」となっています。

構成はPart1-Part6までの6部構成、全43ページの文書です。

内容は、Part1-3 はQuality Rater (採点者) がキーワード別にグーグルの検索結果を見ていって、実際にどのようにその検索結果を採点すればよいのか、その具体的なやり方が書かれています。ちなみにQuality Raterはグーグルの検索結果を向上させるために働いているわけですから、グーグルの検索結果に出てくるサイトの採点のみならず、グーグルの検索結果自体も採点していることがこの部分からわかります。

そして、後半がぼくらサイト運営者にとって重要な内容で、Quality Raterがサイトのスパム認定をする際の基準が書かれています。つまり、ぼくらにとっては「絶対にやってはいけないこと」が書かれているわけで、サイト作成際の参考になります。

次の記事につづきます。

参考資料:
1. New Google Spam Recognition Guide for Quality Rater Reviewed (beu blog、2008/03/13)
2. Excerpts from Google Reviewer Guidlines (SEO Black Hat、2008/03/10)
3. 「General Guidelines Version2.1 (April 6, 2007)」(作者不明、一般的にグーグルの内部閲覧用文書と認識され “Google Spam Recognition Guide for Quality Rater” と呼ばれている文書で、2008年3月中旬、beu blog にて紹介されその後インターネット上に出回る。2008/3/17 現在、beu blog でのこの文書のダウンロードリンクは削除されている。)

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Posted 2008-03-18 (Tue) 7:15  Updated 2008-12-08 (Mon) 5:49
Category: Google 内部文書レビュー   Tag: , , ,

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